昨年12月と先月1月に、北海道で合宿を行いました。期間はそれぞれ2週間程度ですが、この時期の北海道はやっぱり雪が降っていて極寒でした。北海道出身のわたしもこの寒さには耐えられないほどですから、もちろん練習は屋内で行いました。いつもとは違う練習内容に新しい発見や楽しさがあり、その様子をレポートしたいと思います。

 

今回、「北海道ハイテクインドアスタジアム」で練習をさせていただきました。この寒い時期にスパイクを履いて室内跳躍練習が可能な施設で、道内はもとより関東からも練習場所を求めて来る選手も多いようです。

 

わたしの母校の大好きな先輩で元ハードルの選手であり、今は女子ラグビーで活躍している佐藤明日香さんも合宿に参加していました。先輩方と一緒に練習することでいつにも増して新鮮さを、一方で母校の後輩達とも練習する機会があり、懐かしさも感じました。

今回の合宿では、スパイクを履いて走りのスピード練習をするともに、跳躍（走幅跳）の練習も行いました。また、フレキハードル（足をぶつけても痛くないハードル）を使って足の接地を短く早く動かすドリルや、マークを自分の歩幅に合わせてそのマークを踏まずにすばやく走る練習など、いつも以上に股関節を動かしたので、筋肉痛の日々でした。

（写真：フレキハードル）

 

 

また北海道ハイテクACには、私の憧れの選手である短距離の北風沙織さんも在籍しており、今の自分の走りや練習の話をしましたが、走るにしても跳ぶにしても大切なことは「ほかの人にはない、自分の良さ」を忘れないことだと再認識しました。自分の悩んでいたことやモヤモヤしていたこともスッキリし、練習にも集中して取り組めました。

来シーズンに向けて、しっかりと計画を立てて練習に取り組み、身体のケアも怠らないようにしてケガに気をつけて、残りの冬期練習もがんばっていきます！