2月1日に、イランのテヘランで行われた第8回アジア室内大会に出場してきました。

成田からドーハを経由してテヘランへ向かう移動でした。私が出発する夜にテヘランが大雪の天候となり、乗継便の遅れにより空港で8時間待ち、搭乗後に機内で2時間、テヘラン着後も2時間機内で待ちました。当初の予定より12時間以上かかった大変な移動になりました。

 

テヘランの外気温はとても低く、一日のほとんどがマイナスでした。しかし、試合が行われた室内会場は20℃ほどあり、動いていると汗をかいてくるほどでした。

試合結果は、12m80で5位でした。オフシーズンである今の時期での試合の難しさを痛感しました。それでも、冬期練習で行ってきたことの途中経過を知ることができたり、シーズンインに向けての課題が見つかったりと得るものが多かった試合でもありました。

 

また、現地ではイスラム宗教の関係上、女性選手の試合時間には男子コーチ、男子選手は会場に入れなかったり、場内撮影禁止のため携帯を一時没収されたりとなかなか味わえない環境の中での試合でした。

 

悔しさがとても残る試合となりましたが、まだシーズンは始まっていないので、焦らずに今やるべきことをしっかり行ってシーズンインへ準備をしていきたいと思います。

また、イランでは頭髪を隠すものである「ヒジャブ」を身に付けていました。陸上競技での遠征ですが、こうやって各国を回ることでいろんな国の文化に触れることができるのでとてもいい経験ができました。

今大会は日本代表選手6人、スタッフ4人と少人数でしたが、みんなでまとまって行動ができよかったと思います。今回一緒に参加した選手と一緒に8月にインドネシアで行われるアジア大会の出場を目指してまた頑張ります！