子どもたちの指導役として夏合宿に参加
8月25~26日に、千葉県長生郡にあるリソル生命の森で、前所属先の先輩である猿山力也さんが監督を務める陸上クラブ・かけっこ教室「流山ホークアイ」の夏合宿が行われました。私は、指導役としてお手伝いしてきました。
<流山ホークアイ オフィシャルサイト> http://www.nagareyama-hawkeye.jp/
私自身、久しく子どもたちとの関わりがなく少々不安がありました。しかし、行ってみると、とても素直で元気が良く可愛い小学1年生から高校1年生までの18人が参加しており、すぐに打ち解けてくれたのでよかったです。
普段、子どもたちは、フォームや走る練習については、猿山監督から指導を受けています。私は、身体の使い方を中心に体験してもらおうという想いで指導を行いました。自身の経験から、子どものうちから、動かしづらい筋肉に刺激を与えて、普段しないような動きを取り入れることで、思い通りに体を動かすことができる器用な選手になれると考えています。この先、幅広く生かせることなので、身に付けてほしいなと思いました。
[写真は足の指を自在に動かせるようになるための練習(左)と蜘蛛歩きをしている様子(右)]
猿山監督は、自分自身に厳しく、ハードな練習をこなす方ですが、子どもたちに課す練習メニューも容赦なく厳しく(笑)、小学生でもこんな練習をするのかと驚きました。
夜は、みんなで集まってミーティングが行われました。
私は幼いころ、先生の話を聞くのが苦手な子どもでしたが、そんなことはさておき、子どもたちを目の前にして、お構いなしにベラベラ話す自分が怖かったです。(笑) 一方で、ビンゴ大会も行うなど、とても盛り上がりました。当陸上クラブのみんなは、とても元気な子どもたちですが、挨拶や返事のし方などもしっかり指導されていて、陸上の技能を向上させるだけでなく、厳しさと楽しさのあるメリハリのある合宿であると感じました。
2日目は、初日には見られなかった自主的にウォーミングアップをする子どもたちの姿を見ることができた傍らで、急に速くなる子が出てくるなど、素直な子どもたちの習得の速さは、見ていてとても楽しかったです。私自身も勉強になることが多々あるとともに、何よりも無邪気に楽しそうに走る子どもたちの姿を見て、本来の陸上の楽しさを思い出すことができました。
また、私の競技種目である棒高跳にも興味を持ってくれた子どももいて、とても嬉しかったです。子どもたちから、「楽しかった!帰りたくない!」という言葉も聞け、一緒に参加できてよかったなと思うし、先生になった気分も味わえた、貴重な2日間でした。このような場所に呼んでくださった、猿山監督や柳川マネージャーに感謝します。