9月11日(火)Shonan BMWスタジアム平塚で行われた、EAGLERUN Track&Field Clubの練習会に参加しました。
五輪、世界選手権のメダリストであり、現役で活躍されている末續慎吾選手の指導のもと、走るということについて学ぶ機会を持つことができました。
★EAGLERUNウェブサイト https://eaglerun.jp/
棒高跳は高さを競う種目ですが、記録を伸ばすためには、跳ね上がるパワーを得るためには、助走スピードをアップさせることが必要になります。長い棒を持って助走をすることは、何も持たない状態で走ることに比べて不安定になりますから、まずは通常で良い走りができないと、ポールを持った時に良い助走、良い跳躍にはつながりません。私自身走るということがあまり得意ではなく、特に数年前に一度タイミングが合わなくなってからは、課題の一つになっています。
走りの基本中の基本である腿上げをしている様子と本物の走りを横目にタイミングをとる練習をしている様子です。
走りの動画を撮ってはフォームや走りの分析を繰り返しました。体を動かす練習以外にも、合間に自分自身や陸上競技との向き合い方など、様々な話しを聞くことができました。
どうしても結果や記録にばかりに目が行き、特にうまくいかない時期には、競技をすることに楽しみを見出せなくなってしまい、自分の価値さえも結果で決めつけてしまいがちです。そのせいで競技が嫌いになってしまい、さらに状況が悪くなってしまう傾向にあります。高い目標から、今の自分を見つめるのではなく、競技を楽しむ先に結果がついてくるというお話をしてくださいました。
末續選手は、誰よりも楽しそうに走るアスリートであると思います。そのような姿勢を見習い、私も楽しむ気持ちを忘れずに大切にしたいと思いました。とても貴重な時間を過ごすことができました。