2018.10.30
<楓スコープ>
わたしが練習で使わせてもらっている横浜国立大学の陸上競技場直走路の改修が9月下旬に完了し、10月5日にその完成式典が行われました。
覚書の取り交わし ニッパツ吉村常務(左) 横浜国立大学長谷部学長(右)
所属先であるニッパツと母校の横浜国立大学は、2004年より産学連携に関する包括協定を締結しています。今回は、その連携に基づき「スポーツに関する覚書」を取り交わすことになりました。
同大は、一般社団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との協定書に基づき、大会へ向けた機運の醸成を図ろうとしています。覚書を取り交わすことでさらなる連携を推し進め、ニッパツアスリートの強化支援やスポーツを通じた社会貢献といったことにもつなげていこうとしています。今春に実施したニッパツからの同大への寄付金の一部を活用し、グラウンド整備が行われました。
入学当初から使用していた直走路が素晴らしい姿に生まれ変わり、一歩目を踏み入れるときはとてもワクワクした気持ちになりました。今までの老朽化した走路では、ケガの心配もあり、試合前の本番に向けた跳躍練習をする時は、ほかの競技場へ場所を移して行っていたので、練習場所を確保するのに苦労したこともありました。このように綺麗な直走路が出来上がり国大で練習ができることに喜びを感じる一方、国大の後輩たちもとても嬉しそうな顔で走っている姿をみて、こちらも嬉しくなりました。
東京五輪まで2年を切った今、素晴らしい直走路が出来上がったことでさらに気持ちに気合いが入ると思います。この新しい直走路でたくさん走り、跳び、国大のみんなと競い合いながら東京五輪に向けて練習に励みたいと思います。