10月27日の香川カーニバル（結果：4m00）をもって、今シーズンを終えました。

 

9月の全日本実業団では、最初の高さをクリアできず、記録なしという結果でした。体の頂点が跳び越えるバーよりも奥にいってしまい、（バーを）落とすという同じパターンの失敗をしてしまいました。

このような場合、頂点を手前にするために堅いポールに変えて、跳躍することが多いのですが、この大会ではポールを変えても同じように頂点を合わせることができず、最後まで調整がきかないまま、不完全燃焼の試合となりました。

 

大会後、この反省を生かし、練習での意識を変えていこうと考えました。

体が上に弾き跳ばされるようなイメージで、ポールの上部が曲がるように意識して跳躍練習を繰り返し行いました。

さらにそのイメージを高めるために、新たに取り組んだのが体操です。

幼少期に体操をしていたことから、空中での動きに通じる部分では、私の強みでしたが、社会人になって特に体操の練習をしておらず、ブランクもあったことも影響して、体の感覚や使い方を生かせてませんでした。そこで、大学時代の恩師の紹介でもう一度体操に取り組む機会を得て、練習に取り入れるように試みました。意識を変えただけでなく、普段気づかなかった弱さを発見することにもつながりました。

シーズン締めくくりとして臨んだ香川カーニバルでは、全日本実業団の後、取り組んだ練習の成果を少しですが出せた試合だったかと感じます。

 

来年に向けて、冬季練習に入ります。今シーズンは、自分として良いところがあまりなかったこともあり、思い悩むことも多々ありました。課題は明確になりましたので、徹底的に課題を克服していき、自信を持って来シーズンを迎えられるよう、地獄の冬季練習に取り組んでいきます！

今シーズンも応援ありがとうございました。来年、わたしの成長した姿を皆さまにお見せできるよう、精一杯がんばっていきます。