私のGW -織田記念と水戸招待に出場-

世間が改元と10連休で沸く中、私は日本グランプリシリーズである、2つの大切な試合に出場しました。

まずは、4月27日(土)エディオンスタジアム広島で行われた「第53回織田幹雄記念国際陸上競技大会」です。今年の冬季練習は色んなことに取り組んできたことを試す意味でも、意気込んで気合いを入れて臨んだ試合でした。

 

結果は4m00で2位でした。

毎年のことながらシーズン初めは気持ちがそわそわしますが、今年は特にひどかったです。終始、自分のことを冷静に見ることができない試合でした。そんな精神状態の中でも4m00を跳べたことで、力がついていることを実感しました。

 

毎年遠方であるにも関わらず、横浜の本社をはじめ、地元のニッパツOBや広島支店の方々が応援に来てくださいました。皆さまの声援を受け「ここで諦めたらいけない!」という気持ちになり、おかげで自分を奮い立たせて最後までやり切ることができました。

 

 

つぎに5月5日(日)ケーズデンキスタジアム水戸で行われた「2019 水戸招待陸上」です。結果は、4m10で優勝することができました。

前の試合から1週間しか経っておらず、身体に疲れが残る状態で迎えた試合でした。そんな中でも、織田記念とは打って変わって落ち着いた試合運びができ、いい意味で開き直ったような感じで久しぶりに試合を楽しめました。

 

棒高跳競技は、試合中にポールの硬さを変えていきます。雨や風などその日の天候や、自身の調子によるのですが、今大会では競技人生で一番硬いポールを使うことができました。(硬くなるほど強い反発を得られる一方で使いこなすための技量が必要になります) 跳躍の内容としては技術が噛みあい、これまでと比べ良くなっていたと思いますし、もっと跳べるという感覚もあり、収穫のある試合でした。

 

連休中であるにも関わらず、たくさんの応援の方々に観戦してもらい、本当に嬉しかったです。日本全国どこの試合も必ず応援に来てくださるので、贅沢な環境だといつも感じます。

 

そして、ニッパツに入社後※初優勝でした!素直に嬉しかったです。やっとこれを持つことが出来ました!!笑

※東日本実業団(2018年5月)で、一人参加での順位1位は有り。

 

2つの試合を通して、敵は自分自身だと本当に思いました。自分の感情をいかにコントロールして、楽しめるかということにかかっていると実感しました。

シーズンは始まったばかりです。まだ力を出し切っていないと感じており、6月の日本選手権で爆発させたいです。今年こそは良いシーズンにします!