地元福岡で日本選手権

6月30日(日)福岡の博多の森陸上競技場で行われた「第103回日本陸上競技選手権大会」の走高跳に出場しました。

結果は、1m74で3位でした。優勝を目標に挑みましたが、記録、順位ともに悔しい結果となりました。

今回の大会を振り返ると、初心を思い出すことができたとともに、さまざま感情を味わう経験ができたことがあげられます。大会当日に向けて、身体のコンディションや練習状況ともに順調なように感じました。しかし春先のケガが完治まで至らず、しばらく大会から遠ざかっていたこともあり、とても緊張しました。

普段は強気ですが、今回、不安な気持ちのまま大会を迎えたのは久しぶりでした。万全な状態で試合に臨めなかったことがすごく悔しく、自分の甘さだと感じました。この状況を打破することができたら確実にトップで戦うことができるという自信に繋がりました。

初めての地元開催での大会は決して満足できるものではありませんでしたが、私なりに楽しむことができたので良かったです。また、幼いころから大会で訪れていた馴染みの競技

場のスタンドが多くの観戦に来ている人で埋まっている光景を見てとても感慨深かったです。

学生時代は関東で過ごした私ですが、今から3年前の大学二年生の時に、2019年の日本選手権が地元福岡で開催されることが決まりました。地元で日本選手権に出場したいという強い思いが卒業後に競技を続けようと考えた理由であり、こうして実現することができました。

多くの方々に会場まで足を運んでいただき応援していただいたことは私の競技人生の中で忘れられない思い出になりました!陸上を全く知らない幼馴染や小中学校の先生方に陸上観戦っておもしろいんだね!と言ってもらえたことがすごく嬉しかったです。

またこの春からお世話になっているニッパツ福岡支店の皆さんをはじめ、近隣のグループ会社であるニッパン九州、FNQ、シンダイ各社様から雨の休日にも拘わらず総勢数十人規模で応援に駆けつけてくださり、感謝申し上げます。

日ごろから支えていただいているコーチ、会社の方々、家族、周りの友達の温かさを身をもって感じることができ、改めて感謝の気持ちを忘れず競技に取り組んでいきます。春先からなかなか思うようにいかず、苦しいこともありますが今回の悔しさを糧に後半シーズンも頑張りたいと思います!

 

たくさんのご声援ありがとうございました!