今シーズンを終えて

10月は、4日(金)「いきいき茨城ゆめ国体2019」、14日(月)北陸実業団記録会(新潟)、19日(土)「Denka Athletics Challenge Cup 2019(新潟)」の3試合に出場しました。
結果は、茨城国体は4m00で3位、北陸実業団は記録なし、デンカチャレンジは4m10で3位でした。10月で今シーズンを終えました。

2019年は、様々な変化に富んだ年となりました。
4年間住んだ東京から神奈川に拠点を移し、場所はもとより練習内容や生活も一変しました。
昨年の冬から練習に体操を取り入れ始め、6月からは2年前から開発を進めていた自社製ポールを試合で使い始めました。

意気込んで臨んだ6月の日本選手権は、記録なしという結果でしたが、その一週間後に4年ぶりに自己ベストを更新できました。「今シーズン中に日本記録を!」と気持ちが入っていましたが、夏に体調不良が続いたのと、膝を痛めたこともあり、秋の試合はグダグダな状況でコンディションのあまりよくない状態でした。前向きな挑戦をしてきた半面、コンディションが悪化するなか、まともな練習ができないことが多く、その影響で「自信をなくす」という負のスパイラルに入っていました。大切な試合のほとんどは、良い跳躍ができていませんし、記録を出すチャンスも逃してきたと思います。シーズン最後の試合が終わった時は「やっと終わった。疲れた~!」というのが正直な感想でした。

シーズンを振り返ってみると、「ベストオブ嬉しかった試合」は、自己ベストを更新した南部記念(7月、厚別)はもちろんですが、ニッパツに入社して初めての神奈川での試合だった実業団・学生対抗陸上競技大会(7月、平塚)で、会社からたくさんの方が応援に来てくださった試合です!こんなたくさんの応援の前で跳べて幸せでした。

今現在、私は競技をするのに最高の環境に身を置いています。会社のバックアップがあり、自社製ニッパツポールがあり、手を差し伸べてくれるコーチがいる、これ以上ない環境です。来年に向けて冬季トレーニングを始めました。新しいことに挑戦するというよりも、今の練習を継続して磨いて、来シーズンを迎えたいと思います。

今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました!!
来年は、笑顔の試合が増えるように、一日一日を大切に過ごしていきます!