秋シーズンを振り返って

秋シーズンを振り返って

シーズンオフして昨日でちょうど一カ月が経ちました!

ようやく心身共にリラックスでき、気持ちも切り替えることができたので秋シーズンを振り返ってみたいと思います!長くなりますがお付き合いください。笑

 

秋シーズンは、以下の4試合に出場しました。

・9月22日 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(大阪)

・10月7日 いきいき茨城ゆめ国体2019(茨城)

・10月20日 田島直人記念陸上競技大会(山口)

・10月26日 北九州陸上カーニバル(福岡)

 

【全日本実業団】

初めて出場した実業団の大会は、大阪の長居で開催され、天気も良く私にとってすごく好条件の中での試合でした。一方で、自身の気持ちは、試合当日まですごく焦っていました。脚の不具合のため満足に練習をすることができず、しばしの休養のあと練習を再開するとまた痛めてしまうことを繰り返す状況でした。それでもどうにかなるだろうという気持ちから出場を決めましたが、記録、順位ともに散々な結果でした。そんなに甘くないと現実を突き付けられました。

たくさんの会社の方が現地まで応援に駆けつけてくださったにも関わらず、結果で応えることができず悔しさでいっぱいでした。それでも「お疲れ様」「頑張ったね」と温かい労いの言葉をかけてくださったことが、すごく嬉しかったです。来年は、ここ長居で日本選手権が開催されます。次は、最高の形で皆さんに結果報告ができるよう練習に励みたいと思います!

 

【国民体育大会】

地元である福岡県代表として出場しました。

コーチの方々は皆「お祭りだから楽しみなさい」と毎年必ず言います。その言葉のおかげで楽しむ気持ちを忘れず大会に臨むことができています。しかし、序盤からミスの連発で、競技をしながらこんなにヒヤヒヤした大会は初めてでした。「楽しんで」と言っていたコーチ陣からも「心臓に悪いからやめてくれ」と言われてしまいました。笑

国体は1位が8点、2位が7点と入賞すると県に得点が入るようになっていますが、私もギリギリ入賞し、3点を獲得できました。福岡県は、大会最終日の最後の種目である男子4×100mリレーまで、優勝争いをしていました。結果は、2位と1点差で25年ぶりに天皇杯を獲得することができました。7年間国体に出場していますが、そのなかで過去最高にチームが盛り上がった瞬間でした。微力ではありますが、少しでも貢献できたこと、皆で喜びを分かち合えたことは今シーズン一番嬉しかったことです。

 

 

【田島記念】

国体が終わってから当大会までの2週間、自分が計画した通りに調整することができました。今シーズンずっと良くなかった感覚も少しずつ払拭することができ、久しぶりに大会に出て跳躍することが楽しみだと感じることができました。結果は1m72と他の大会と変わらない平凡な記録でしたが、自分が求めていた感覚を少し取り戻すことを実感できました。

一つ一つ自分の課題を消化していかなければならない時期なので、今まで気づかなかった些細なことで喜びを感じることができ、シーズン終盤で一歩前進できました。

競技が始まる前に、召集場で「春花ちゃん!」と声をかけられました。「誰だろう?」と振り向くと、昨年山口で開催された日本選手権でお話しした審判員の方でした。とても明るい方で「また山口まで来てくれて嬉しい」とおっしゃってくれました。私のことを覚えていてくれたことにとても感動したのと同時にすごくパワーを貰えた瞬間でした。来年も絶対田島記念に出場したいと思います!

 

【北九州カーニバル】

10月末、今シーズンラストは北九州での大会でした。

取り戻した感覚を実践で生かしたいと思い臨みましたが、求めていた跳躍とは程遠いものでした。改善点が多すぎて大会が終わった直後から早く冬季練習を開始したいという思いが沸き起こりました。大会が地元開催なので、たくさんの先生方が声をかけてくださったこともあり、しっかりいいところを披露したいと改めて感じました。また、勤務先である福岡支店の皆さんは、田島記念と2週連続で応援に来てくださいました。いつも支えていただいている皆さんに来シーズンはいい結果報告ができるように冬季練習に取り組んでいきます。

 

秋シーズンも決していいとは言えない結果で終わってしまいましたが、そのおかげで今まで気づかなかったことに向き合えている自分がいます!悔しさでいっぱいのシーズンでしたがこの経験をプラスに捉えて今後に生かしていきたいです。また、今シーズンを振り返ってみると、競技ではうまくいかないことが多くても、意外と嬉しかったエピソードも多くあり、周りの人や環境に恵まれていることを実感しました。今は、結果が悪いことに慣れてしまっているので来シーズンは春先から勝ち癖をつけて、自分の目標を達成できたらと思います。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました!

 

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