2020シーズン振り返って思うこと

10月末で今シーズンの全競技を終え、オフに入ります。

◆全日本実業団(9月、熊谷)は4m00で2位

◆日本選手権(10月、新潟)は3m80で10位

◆北九州カーニバル(10月、北九州)3m80で4位という結果でした。

昨年4年ぶりに自己ベストを更新した後、どうすればもっと高く跳べるのか? 作ってもらっているニッパツポールで日本記録、そして五輪参加標準レベルに到達できるか? そう思って毎日練習に取り組んできました。一方で、いままでずっと目を背けてきたことがあります。好不調の波を受け止められず、跳べるときと跳べないときの差がとても激しいことです。これと向き合わないと先に進めないと考えました。

 

ここ最近は、試合でできない自分が出てしまうかもしれない。。。 もし出てしまったらどうしよう。。。 と考えるようになり、試合に出るのがコワくなっていました。考えれば考えるほど自分のダメなところばかりが目に付いてしまい、そんな自分を見るのがイヤで、気付けば練習をすることすら憂鬱になってしまっていました。朝起きて「はぁ~今日も始まってしまうのか」と思って毎日を過ごしていました。人生で一番自己否定と思い込みの枠に囚われたガマンの日常で自分のことが大キライでした(笑)

 

私が高く跳ぶためにサポートしてくれるたくさんの方々がいる中、ただ私自身が己を追い込んで、まさに勝手に自滅な状態です(笑) そんな私を見かねた長年ご指導いただいている末續コーチに頭をバッシーン!と叩かれるような言葉をもらいました。どれだけ自分の思い込みが激しく、いろんなことを決めつけて生きているかを気づかされました。以前はできた気になっていた? 簡単なこともできない自分を受け入れていこうとしましたが、なかなかウマくいかなくて・・・練習や試合の度に現状を知っては落ち込む日々でした。それでも、めげずに「自分の思い込みの枠」を外すトレーニングを続けました。今シーズン締めくくりの北九州カーニバルでは、結果としては決して良くないのですが「自分に対して0点ではなくて、この部分は前よりもちょっと良かったかも!」と考えられるようになりました。

 

やっと今になって、戦う以前の壁にぶち当たっていた一年でした。イヤなことやツラい事の方が圧倒的に多いですが、やはり「私は諦めたくない!」。決して思うように進んでいないのですが、諦めない気持ちだけは頑なに持ち続けていきたいです。思い描いていたカッコいいアスリートからはかけ離れた私ですが、来年は試合を楽しめる自分を目指したいです。そのためにひたすら目の前の課題と向き合っていきたいと思います!

 

これからも応援よろしくお願いいたします。