5月2日(日) コノミヤ・スペランツァ大阪高槻 戦
こんにちは、平國瑞希です。
大和なでしこスタジアムでホームの試合です。
この試合は、大和シルフィードのクラブの理念である共生社会の実現に向けた活動の一環ということで、プライドハウス東京様と共に「プライドマッチ」として開催されました。大和シルフィードのホームタウンである大和市では、令和3年4月から、「大和市パートナーシップ宣誓制度」の運用が開始されました。このプライドマッチは、日本のLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティの方々が抱える課題や理解の促進に向けて、プライドハウス東京様と共に、スポーツの力を生かして取り組むという企画です。
<イベント内容>
・「レインボーシューレース」の着用
・プライドハウス東京ブース設置
①プライドハウス東京のパネル展示や、「Sport for everyone」「プライドハウス東京レガシーハンドブック」などの冊子の配布
②プライドハウス東京オフィシャルグッズの販売によるドネーション(寄付)の開催
また、プライドマッチに先立ち、4月17日にプライドハウス東京アスリート発信チームのチームリーダーである野口亜弥さん(一般社団法人S.C.P.Japan)より「性の多様性について」の講義を受け、クラブ全体での理解を深めました。もし、チームメイトや身近にいる人がLGBTなどであると私にカミングアウトしてくれたとしたら、「どうサポートしてあげられるだろう。そのことでの悩みは私に解決できるのだろうか」と、とても考えさせられました。講義を受け、誰に対しても変わらずに思いやりをもって発言や行動をしていきたいと改めて思いました。
今節の相手は、最後のところでしっかり粘り強く戦ってくるチームという印象があったので、球際や人に対して強くいくことを意識して臨みました。ガッと強くくる相手に対して、もっと意表をつくようなアイデアのあるプレーをしたかったです。
最初は「左サイドハーフ」、少し経って「フォワード」、そして給水後は「ボランチ」へとポジションが変わりました。ボランチでプレーしたときは、いつもよりみなければいけない情報量が多かった状況でしたが、個人的には、味方のサポートでうまく相手のプレスを回避できたところもありました。
どこのポジションを任されても、自分の良さを出してチームに貢献できる選手になりたいです。この悔しい負けを忘れないように、課題を明確にして次節に備えたいと思います。