全日本実業団を終えて
9月26日(日)に大阪のヤンマースタジアム長居で行われた「全日本実業団対抗選手権大会」に出場しました。
この夏は、大きなケガもなく、強度と質の高い練習を継続して行うことができたので、秋シーズンの今大会をとても楽しみな気持ちで迎えました。取り組んできたことが結果としてちゃんと記録に表れてくれるかもしれないと久しぶりに自分にも期待ができる状態で試合に臨みました。
結果は、思っていたような記録に繋がらず、落ち込みました。私だけでなく、私のコーチも今大会は期待をしてくださっていたので、試合後は「もう分からない。」と混乱した状況でした。
その後、いい練習が積めたからといって、すぐ記録に表れてくれる訳ではないと考えなおし、「とても悔しいけどここまで継続してきたことを試合で答え合わせしていくしか道はないな」と、切り替えていこうと思いました。
記録にはまだ繋げられていませんが、調子が上がってきていることは間違えないと感じており、今取り組んでいる練習と自分を信じて今シーズン走り抜けたいと思います。
今回の全日本実業団は、コロナ禍のため制限付きの観客で一部入場が認められた大会でした。所属先の会社でも、緊急事態宣言中のため、原則国内移動の自粛措置をとっていることもあり、会社の方々のスタジアム観戦や応援等をせずにいました。そんななかでも、いつも応援に駆けつけてくださる皆さんが試合前日に「応援メッセージ」を送ってくれました。
最近は、職場の方と接する機会も少なくなってきてしまっているなか、アスリートのことを気にかけてくださっていることがとても嬉しかったです。試合前に気持ちがグッと引き締まりました。皆さんの応援メッセージに応えられるBIGJUMPはできませんでしたが、パワーをもらいました。ありがとうございました。
この事態が収束し、以前のように会場に駆けつけることのできる世の中になって欲しいと切実に思いました。その時が来たら試合後に皆さんと笑顔でお話しができるよう、私たちアスリートもまだまだ頑張ります。
このほかにも、たくさんの方が応援メッセージをくださり、「戦っているのは私たちだけではないんだ!」と感じることができました。2021年シーズンも残り僅かになりました。最後まで諦めず突っ走りますので、これからも応援よろしくお願いいします。