2021年シーズンを終えて

2021年シーズンを終えて

お久しぶりです!
今年も残り少なくなりました。今シーズンを振り返りたいと思います。

冬季には、鹿児島で2回にわたり合宿を行い、室内練習場という恵まれた環境で寒さを感じることなく練習に取り組むことで大会に向けての準備を進めていました。今シーズンは、2月に大阪で開催された日本室内陸上を皮切りにスタートしました。
大会の試技中に左足首を痛めてしまったのですが、その後、跳躍をするたびに痛みを感じる状態が続きました。そのことが、高跳びをすることに対してのコワさに繋がってしまったこともあり、しばらくの間大会に出場することをやめる決断をしました。

陸上競技を始めてからケガで長い期間試合に出ないということを経験したことがなかったこともあり、すごく不安な気持ちに駆られました。そのうち競技をやめることも考えはじめるようになりましたが、いろいろな人と話す中でたくさんの方が背中を押してくれていることを実感しました。ひとりで競技をやっているわけではないと改めて感じることで、まだ続けてみようと思い直しました。

ここ数年、わたしは踏み切り足を痛めることを繰り返していました。その際にケガが完治しても足首の機能が弱くなってしまったことで、踏み切り時の負担に耐え切れずに足首を痛めてしまっていました。走る練習やストレングスは支障なく行うことができたので足首の根本である機能的な部分から見直しリハビリに取り組みました。踏み切ることがコワいと感じ、数カ月もの間、高跳びから離れていましたが、秋ごろには跳びたいと思えるようになり、9月の全日本実業団(大阪)にも出場することができました。結果は1m70で4位でした。結果だけ見ると到底満足できる記録ではありませんが、およそ2年ぶりに実戦で踏み切ることがコワいと感じることなく跳ぶことができました。私の中では大きな一歩と捉え、すごく前向きな気持ちでシーズンを終えることができました!

2019年にニッパツに入社し、これまで約3年間母校の中村学園女子高校(福岡)を拠点に活動をしていました。そして、今年12月から神奈川県の平塚市に活動拠点を移し練習やトレーニングに取り組むことになりました。職場も営業本部福岡支店から横浜にある本社人事部に異動しました。恩師や一緒に練習してくれた高校生にはたくさん支えてもらい、ここまで競技を続けることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、職場の福岡支店のみなさんにも出社するたびにたくさん声をかけてもらったり大会の応援に駆けつけてくれたりと本当に感謝しています。皆さんいつもあたたかく家族のような存在でした。結果で恩返しすることは叶いませんでしたが、支えてくださった福岡の皆さんを喜ばせることができるよう新天地でも頑張りたいと思います。

あらたな拠点の平塚では、同じニッパツの竜田夏苗選手(棒高跳)とともに練習することになりました。練習でも職場でもプライベートでも、同じ時間を共有することが増えてすごく心強いです!来シーズンに向けて冬季練習も順調にスタートすることができており、今後が楽しみです!今シーズンはたくさん悔しい思いをした分、来年はその分取り返したいです!この気持ちを糧にまだまだ頑張ります。来シーズンもよろしくお願いします!

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