ニッパツは、神奈川県教育委員会が推進する「企業等による教育プログラム提供事業」に賛同し、県内の小学生から高校生を対象に以下のような教育プログラムを提供しています。子どもたちの健全な成長のため、多様な体験活動や学習の機会を提供することを目的に、学校教育施設で開催できるプログラムを公開しています。私たちニッパツアスリートも当プログラムの一翼を担うために、6月15日(木)に南足柄市立岩原小学校へ行ってきました。
■企業等による教育プログラム一覧(神奈川県ホームページ)
r5puroguramu.pdf (pref.kanagawa.jp)
『楽しく動こう!からだづくり教室』と題した授業を開催しました。岩原小学校は53名の小学6年生を対象に竜田選手、仲野が担当しました。当社総務部の方々や教育委員会の方々もいらっしゃる中での授業は少し緊張しました。また、普段中高生を対象とした指導をさせてもらう機会をいただくことが多いので小学生はとても新鮮でした。
楽しくからだを動かすということが授業の目的であったためレクレーションを中心としたプログラムを考えました。準備や説明に時間を要する場面が多々あり、学校の先生方が体育の授業をお一人で生徒全員をみられることのスゴさを実感しました。なかには運動が苦手な子も数名いましたが元気よく、意欲的に取り組む姿勢に私自身も元気をもらいました。楽しかったと言ってくれた姿を見てとてもやりがいを感じました。
神奈川県内の学校と企業が手を取り合いそれぞれの特色を生かし、子どもたちの成長のために様々な体験や学習の機会を提供できる本プログラムは参加者全員が有意義な時間を過ごすことができとても素敵な取り組みだと感じました。今期、何回か授業を予定しています。このような機会が今後増えていくと嬉しいです。
【竜田選手のコメント】
岩原小学校では、総合学習として、楽しく身体を動かすことをテーマにされているそうです。6年生を対象に90分の授業枠のなかで、仲野選手が主なプログラムを考えて進行を行い、私はそのサポートにつきました。最初、自己紹介の際に、反応してくれなかったらどうしよう?と不安な気持ちを胸に、「ばねって知ってる?」と問いかけると、想像していた以上に元気に反応してくれて、私もつい嬉しくなって、「ニッパツはね、世界一のばねメーカーなんだよ。すごくない?」と自慢しました(笑) 授業が始まってからも、楽しそうに全力で取り組み、休憩時間もやり続ける子どもたちの姿は、とてもまぶしく、可愛かったです。そんな雰囲気の中で、気付けば私も一緒に大声を出して楽しんでいました。
大人になるにつれて、周りの目を気にするようになり、全力で取り組むことが、恥ずかしくなったり、無意味に思ったりすることもあるかと思います。しかし、全力でやるからこそ楽しいし、学ぶことがあると思います。今後もこのような機会があれば、積極的に参加し「身体を動かす楽しさ」を伝えることで、少しでも記憶に残るような内容にしていきたいです。小学生とかかわることで、スポーツの根源はやはり楽しむことにあると私自身も再確認できました。いつも惜しみなくサポートしていただいている会社に、少しでも貢献できるようなことを今後も全力で取り組みたいです。