静岡で陸上指導

先日11月23日(木、祝)に静岡県総合運動場陸上競技場にて行われた小学生陸上競技合同練習会に仲野選手と行ってきました。今回は、本年度実施した静岡県レベルの大会の個人種目で、8位までに入賞した小学校5・6年生の選手を対象に走高跳と走幅跳を指導させていただきました。

11月下旬にも関わらず、半袖でも汗をかくような晴天に恵まれてとてもいい環境のなか練習会を行うことができました。ウォーミングアップは全員で行い、その後走幅跳と走高跳の2グループに分かれ、ローテーションという形で両方体験してもらいました。私は走幅跳の指導を担当しました。なかには、走幅跳経験者もいましたが、未経験者もいたのでどのように教えたらいいか数日前から考えていました。小学生に言葉だけで伝えるのはとても難しいと思い、ポイントになる動きの見本をできるだけ見せ、イメージを持ってもらえるよう工夫しました。みんなの動きの変化をみながらポイントを追加していきましたが、どんどん動きが良くなっていくのが分かり、また小学生のみんなも「良い!」と反応しくれていたので、安心しました。

終わりには、また全員で跳躍の基本となるホッピング、バウンディングを行いました。今回参加してくれた小学生たちは普段からクラブチームに所属している子たちが多く、基本となる動きはとても良くできていたので、ホッピング、バウンディングも楽々と行えていて驚きました。静岡県出身の選手の競技力が高い理由がとても分かりました。今後の選手の活躍もとても楽しみです。

最近は「かけっこ教室」や「からだを楽しく動かそう」のプログラムが多かったため、陸上競技の跳躍指導は久しぶりで、また違った教える楽しさがありました。教えるというアウトプットをすることで私たちの頭も整理されたり、忘れていたことを思い出せたりととてもプラスになっています。このような機会を設けていただきとても感謝しています。

今回、参加してくれた選手、保護者の方、そして静岡陸上競技協会の皆様ありがとうございました。