日本選手権に出場しました
日本選手権
7月4日(金)国立競技場で行われた日本選手権に出場しました。
結果は3m90で12位でした。
平日の開催にもかかわらず、会社からたくさんの方が応援に来てくださいました。また、家族や友達も国立競技場に足を運んでくれ、本当に嬉しかったです。たくさんの応援ありがとうございました。

私は2012年に日本選手権に初出場し、今年で12回目の出場でした。長く競技を続けていますが、日本選手権はやはり特別な大会です。この14年間で出場権を得ながらも、ケガや体調不良で出場できなかった経験が二度あります。まずは、たくさんの支えがあり、今年も無事にこの舞台に立てたことに感謝しています。

私は5月の中旬に跳躍練習中に踵を痛めしました。このケガが本当に厄介で、なかなか治らない日々が続きました。そのため、1カ月間はほとんど練習ができず、日本選手権の2週間前に練習を再開しました。練習再開後も痛みと付き合いながらでしたが、最終跳躍時にはなんとか全力で跳ぶことができ、戦える状態まで持ってくることができました。そんな心も身体もギリギリな準備期間でした。
私は、記録なしに終わった昨年の日本選手権があまりにも悔しく、リベンジするために1年間頑張ってきました。そして、ニッパツに入社後初の関東(国立競技場)での開催ということもあり、さらに心持ちも高く、日本選手権への思い入れが強かったです。

そんな心情の中迎えた日本選手権でしたが、試合当日は楽しみよりも緊張が勝っていました。過度の緊張状態では、パフォーマンスは上がりません。それを経験上分かってはいるものの、自分をコントロールすることができませんでした。気温の高さも重なり、練習時から足の痙攣が起きて、最後まで思いっきり走ることができませんでした。なんとか最初の高さである3m90を3本目で跳び、立て直していきたいところでしたが、次の高さの4m10の1本目で再び踵を痛めてしまいました。その後の試技の記憶は曖昧です。

競技が終わった後の感想は「無」でした。清々しいと思えればよかったですが、何も考えたくないという気持ちでした。思い描いた日本選手権とは程遠く、落ち込みも大きかったです。
最終日は会社の方々と一緒に仲野の走高跳の応援をしました。
応援団長を務めましたが、とても楽しかったです。こちらは全力でできましたので、後悔はありません!

私は日本選手権が終わり、前を向くのに少し時間がかかりました。しかし、皆さんの優しい言葉に背中を押され、今はまた全力で跳びたいという気持ちが芽生えてきています。
その日のためにまずは怪我を治したいと思います。いつも応援が本当に心の支えになっています。今大会は悔しい気持ちが大きかった分、いつも以上に温かみを感じました。結果に関わらず、いつも応援して下さる環境に本当に感謝しています。いつも本当にありがとうございます。
